このページではJUNKEI-GLOVEについて(主にグローブ)の疑問や質問などを解決していきたいと思います。
Q:捕球面の革の厚みを厚くすることは出来ますか?
A:捕球面の革は薄くしていないので厚く出来ません。
捕球面の革はボールを捕球する時の最も重要な部分です。
JUNKEI-GLOVEでは捕球面の革は薄く漉いて(すいて)おりません。
※漉く(すく)とは、革の厚みを薄くするという作業です。
通常グラブ用になめされた革の厚みは約2.5mm~3mmくらいです。
捕球面に適した部分に関しては約2.7mm~3mmくらいの厚みがあります。
その[革の厚みを捕球面にそのまま使う]のがJUNKEI-GLOVEの最大の特徴といっても過言ではないのです。
捕球面の革をそのままの厚みで使うメリットとは?
・革の強度を損なわず、自然なしなやかさでグラブを使う事が出来る。
ということです。
因みにデメリットは?
・厚みがあって縫製がしずらい
・捕球面の裏に張り物をすると重くなりすぎる。
これらのデメリットにつきましてはJUNKEI-GLOVEでは、「特殊なミシンと熟練の縫製技術」によって縫製は問題ありません。
捕球面の張り物に関しては「捕球動作の自然さを保つために張り物はしません」というこだわりを持っています。
JUNKEI-GLOVEでは、「捕球面の裏に張り物をして、パンと張った状態を作る」のではなく、「型造りの際に内径外径を計算して、張り物をせずにパンと張った捕球面を作る」ことを目指しています。
グラブを使う前の状態より、使っている状態をピークに仕上げるためです。
つまり結論は、捕球面の革の厚みはすいていない状態のMAXの厚みなので、厚くは出来ません。
そして、自然な動きを求めるため、張り物もしませんので、厚く出来ません。
というのが回答です。
【三代目貴夫’s POINT!!】
世の中に数えきれないくらいのグラブ使用者がいる中で、何が正解というのは無いと思います。
グラブに関して色々な考え方がある中、このJUNKEI-GLOVEのグラブに関してのこだわりを少しでもご理解いただけたらと思います。
参考記事:
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・2021年4月12日 Q:ジュンケイーグラブのグラブは型番がたくさんありますが、どうやって選べばいいでしょうか?
・2021年4月19日 Q:ジュンケイ―グラブのグラブは、直接工場に買いに行くことは出来ますか?
・2021年4月26日 Q:グラブをオーダーする時に「5ミリ長く、5ミリ短く」出来ますか?
・2021年5月10日 Q:ステッチ紐は、買うことが出来ますか?
・2021年5月24日 Q:湯もみ加工はしていただけますか?
・2021年6月7日 Q:カタログ外カラーは何がありますか?
・2021年6月21日 Q:ジュンケイのオーダーグラブをオーダーすると何か月かかりますか?
・2021年6月28日 Q:ジュンケイのグラブはどこで作られていますか?
・2021年7月12日 Q:「PRO‐」の付く品番は何ですか?
・2021年7月26日 Q:捕球面の革の厚みを厚くすることは出来ますか?
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