ツボイスポーツ様 「JG-01」販売店インタビュー

 
単店舗で、年間グラブ5000個を販売する、日本最大級の野球専門店です。
その中でも硬式用グラブの割合が最も多く、良質なグラブを見抜くスタッフの目には定評がある。

 

 

現在の野球グラブにおけるグラブグリスに対する考え方を教えてください。

ジュンケイグラブのJG-01を知ってからですが、現在のグラブグリスは、本来の目的とは大きく逸れて、一見すると、あたかも受球面の張りがある仕上がりの良いグラブに思わせておきながら、お客様が購入後、型を作っていく過程では、むしろ、グラブの動きを妨げる“異物”になってしまっていると感じるようになりました。

写真は(有)ツボイスポーツ 坪井信也様

(有)ツボイスポーツ

ジュンケイ-グラブ70th記念モデルでは型の良さと革の良さを生かすため、最近の傾向である「接着剤成分が多いグリス」ではなくグラブの国内生最盛期に使用されていた昔ながらの伝統のグラブグリスを使用しました。70thグラブを手に取られたとき、グリスによる違いから感じられた感想を教えてください。

元々、ジュンケイグラブの最大の特徴である、グラブをはめた時の『手のノリ』『フィット感』がより一層増す感覚でした。
更に、しっかり感の中に、“動かしやすさ”という、本来ならば相反するはずの要素が感じられたのも、伝統のグリスによるものだと思いました。

ジュンケイ-グラブの初代からの口伝である「ジュンケイ-グラブ」のグリスは、表からも塗ることができるとういう考えにスポットを当て、新しく発売する「伝統のグリス」は「グラブの表面に塗ることのできるグリス」としても研究・開発してきました。表面から塗ってみた感想を教えてください。

他のグラブオイルと最も違う点は、“革に留まる”という点。長年正しい手入れをして使用してきたグラブの受球面の感じ(皮が適度に油分を蓄えて、しっかりと保革されている)と、その副産物として、単純に、見た目が守備の上手い人が使ってそうなグラブで格好良いと思った。

最近の野球シーンに対して思われること、伝えたい気持ちを教えてください。

近年、野球道具、とりわけ、スパイク、バットの性能の進化は目ざましいが、グラブに関しては、その材料の大部分が天然素材によることから、メーカーや工場、勿論、それを作り上げる職人によって、仕上がりに大きな差が生じている。少しでも上手くなりたいと真剣に野球に取り組んでいる人たちに、最良のグラブを1つでも多く届けることがツボイスポーツの役割です。その中心にあるのは、伝統に守りつつ、進化することを恐れないジュンケイグラブであると私は思っています。